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テトラサイクリン歯とは?の解説

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テトラサイクリン歯とは?

テトラサイクリン歯とは?

テトラサイクリン系抗生物質は歯の象牙質や骨に沈着します。歯の形成期(母親の妊娠中6カ月から生まれて8歳まで)頃に服用すると、歯に沈着したテトラサイクリン系抗生物質が紫外線に反応して変色します。そのため、光が当たる前歯の色が特に目立ちます。服用した時期によって、着色の位置が異なり、前歯から6歳臼歯に左右対称的に現れます。テトラサイクリン系の抗生物質には、ミノサイクリン、オキシテトラサイクリン、クロールテトラサイクリンなど多くの種類があり、薬によって着色の色が異なり、暗い黄色、灰色、茶色、時に青味がかった帯状紋様を呈することがあります。
テトラサイクリン系抗生物質は、以前は風邪薬のシロップとして一般に使用されていましたが、歯に対する副作用が1962年に初めて報告され、最近では使用が控えられています。しかし、1960年代に多く使用されており、生産量は65~70年がピークのため、その時代に幼少を迎えられている方に、この歯の変色が多くみられます。現在でも呼吸器疾患や、皮膚疾患などにテトラサイクリン系の抗生物質が使用されていますので、8歳以下のお子様には注意が必要です。


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